池田修三木版画展・「ワンピース」に行って来た
こんにちは。
イラストレーター兼ライターのおさしみです。
宮城県の山元町に向かいがてら、この記事を書いています。
今回はブログをいちから仕切り直して、先日足を運んだ展覧会・池田修三木版画展「ワンピース」の様子や感想をお伝えいたします。
池田修三ってどなた
池田 修三(いけだ しゅうぞう)は、
1922年、秋田県象潟町(現在のにかほ市象潟)生まれ。版画家。
冊子の表紙を飾るなど、イラストレーターとしての側面も。
秋田県象潟町 では彼の作品を贈り合う習慣があるほど、慣れ親しまれています。
展覧会に行ってみよう
先日連休前に、音ゲーマーでものづくり仲間のはかせに
「松島でかわいい展覧会のポスターを見かけたから、これを見に行こう」
と誘われ、見たことがある絵だったし、興味を持ったので行くことになりました。
少年・少女たちのお出迎え
まず会場に入ると、巨大な「冬彦」がお出迎え。記念にパシャリ。(この展覧会は写真撮影がOKなのです)
まわりを見渡すと、少女の絵、絵、絵!
お気に入りを見つけては「可愛い」とため息。
額縁に飾られた絵のほか、スチレンボードで作ったパネルも、池田ワールドを拡張してくれていました。
ミント色が決め手?池田ワールド
興味深かったのがメイキング。
木版画のもととなる下絵…むしろ、設計図に近い下描きや版画の「版」も作品と一緒に飾られていました。
版画の知識は皆無なのですが、版のひとつひとつの細やかさ、計算された色の乗算に関心が湧き、自分なりに色々考察して、楽しみました。
ミント色がベースになってる版があったのですが、完成絵にはほとんどその色の主張がありませんでした。
「隠し味的な入れ方なのだろうか」と心の中でにやり、その技を盗もうと思ったのでした。
なつかしくて、あたらしい
まだまだ池田修三にわかのわたしですが、
この展覧会で一気にファンになってしまいました。
あたらしくも感じるし、でもどこかなつかしいような?
池田さんの版画はいつの時代も古き良きを大切にしながらも、未来を行っているのかもしれません。
また、にかほ市にも興味が湧きました。
リーフレットを読んだけど、いいところそう。
スタバもマックもないけれど、たくさんいいところがあるのだといいます。
この展覧会は
2017年8月22日(火) まで。
会場は仙台メディアテーク、
なんと入場無料。
仙台市民はお見逃し無く。
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池田修三 木版画展「ワンピース」
会期:
2017年8月11日(金・祝)〜22日(火)
10:00-18:00【入場無料】
会場:
せんだいメディアテーク 5Fギャラリー
(〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1)